高原の花に来たマルハナバチ
http://youtu.be/liNn1ovCAyw
アップロード日: 2009/07/13
きれいなウツボグサに縞模様のきれいなオオマルハナバチがやって来た。
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蜜と花粉を集めるマルハナバチ
http://youtu.be/o-rVMv3gwOU
アップロード日: 2008/04/18
ブルーベリーの花に来て蜜を吸い花粉を集めるマルハナバチの姿をとらえました。
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クロマルハナバチ
http://youtu.be/HwCj0wB_u_0
アップロード日: 2008/04/18
ブルーベリーの受粉に活躍する野生のハチの一種。雨の日も気温が7℃ぐらいでもやって くる頼もしいやつ。
マルハナバチ:Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%90%E3%83%81
マルハナバチ(丸花蜂)とはミツバチ科ミツバチ亜科(独立のマルハナバチ亜科とすることもある)の昆虫で、世界で約250種が知られている。最近の分類体系ではマルハナバチ属(Bombus)1属のみを含むとされる。英語ではbumblebees。アジア中央部の草原地帯に分布の中心をもちヨーロッパ、東アジア、東南アジア、南北アメリカ大陸にも分布する。
概要
マルハナバチの姿はミツバチに似て、丸みをおびており毛深いが、ミツバチより少し大きい。北方系の昆虫であり、高緯度地方に数多くの種が分布している。日本でも珍しくはないが、ヨーロッパではより身近である。また、牧草の主力の一つであるアカツメクサなどの花粉媒介をおこなうものとして、日本よりはるかに重視され、親近感が強い。
体は黒で、白や黄色の筋状の模様があるものが多い。体毛が長いため花粉を集めるときに効率が良くなっており、温帯地方の虫媒花の送粉者として非常に重要な存在である。
ミツバチと同じように女王バチのみが産卵を行う社会生活を行い、交尾を済ませた女王バチのみが越冬し、翌春単独でコロニーを創始する。ただし、巨大なコロニーは作らず、家族生活に近い。
温帯に生息する種の多くは、女王バチが春先に単独でネズミの古巣などの空間を利用して巣づくりをはじめる。次第に働きバチが増えると女王バチは産卵に専念し、夏から秋にかけて次世代の女王バチとオスバチを産む。オスバチと交尾した新女王は土のなかなどにもぐりこんで越冬する。熱帯に生息する種のなかには、ミツバチと同じように巣分かれ(分封)で増えるものもある。これらの社会性の種のほかに他のマルハナバチの巣のなかにもぐりこんで餌を搾取する労働寄生性の種があり、ヤドリマルハナバチ亜属としてまとめられている。
日本には15種のマルハナバチが生息している。北海道と本州で種の構成が異なり、また一部の種で亜種への分化がみられる。本州では、中部山岳地帯で多くの種がみられる。
マルハナバチは多くの植物にとって重要な送粉者である。種によって吸蜜に用いる口器(中舌)の長さが異なり中舌の長いナガマルハナバチ、トラマルハナバチなどは蜜源の深い花を、中舌の短いクロマルハナバチ、オオマルハナバチなどは蜜源の浅い花を訪れる傾向がある。
農業での利用
最近ではトマトやナスの栽培の受粉でもマルハナバチが利用されている。利用されているのは、セイヨウオオマルハナバチが中心である。ホルモン処理よりも省力化が進み種子が多くできるから、トマトでは空洞が出にくく果肉の食味は甘くなり、ゼリー部は酸っぱくなるという。ただしマルハナバチを利用すると、これに害をなす農薬を使えないから天敵利用に進むことになる。
しかし一方でセイヨウオオマルハナバチは世界各地で野生化し、強い競争力による在来花蜂の減少や近縁の在来種との交雑、あるいは在来植物の結実率低下など、さまざまな生態系の攪乱を引き起こすとして問題にされている。ハウスの外に出さないようにし、また在来種の販売利用も始まっているが在来種利用にも地域移動により生態系が攪乱されるという問題があるとする向きもある。
種
コマルハナバチ Bombus ardens ardens
エゾコマルハナバチ Bombus ardens sakagamii
ツシママルハナバチ Bombus ardens tsushimanus
ヒメマルハナバチ Bombus beaticola beaticola
アイヌヒメマルハナバチ Bombus beaticola moshkarareppus
ナガマルハナバチ Bombus consobrinus wittenburgi
ハイイロマルハナバチ Bombus deuteronymus deuteronymus
ホンシュウハイイロマルハナバチ Bombus deuteronymus maruhanabachi
トラマルハナバチ Bombus diversus diversus
エゾトラマルハナバチ Bombus diversus tersatus
ノサップマルハナバチ Bombus florilegus
ミヤママルハナバチ Bombus honshuensis honshuensis
エゾミヤママルハナバチ Bombus honshuensis tkalcui
アカマルハナバチ Bombus hypnorum koropokkrus
オオマルハナバチ Bombus hypocrita hypocrita
エゾオオマルハナバチ Bombus hypocrita sapporoensis
クロマルハナバチ Bombus ignitus
ニッポンヤドリマルハナバチ Bombus norvegicus nipponicus
ニセハイイロマルハナバチ Bombus pseudobaicalensis
シレンクマルハナバチ Bombus schrencki albidopleuralis
セイヨウオオマルハナバチ Bombus terrestris
ウスリーマルハナバチ Bombus ussurensis
エゾナガマルハナバチ Bombus yezoensis
アカマルハナバチ
B. hypnorum
セイヨウオオマルハナバチ
B. terrestris
外部リンク
昆虫学データベース
ミツバチ亜科 Subfamily Apinae ミツバチ亜科(日本産有剣膜翅類目録)
“Bombus”. ITIS. 2008年5月5日閲覧。 (英語)
最終更新 2013年4月18日 (木) 18:24
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Nakashibetsu Municipal folk Museum
http://www.nakashibetsu.jp/kyoudokan_web/l09_0905.htm
セイヨウオオマルハナバチ ~おしりの白い侵略的外来種~
みなさんは今時期、花を訪れる丸くて毛のフサフサしたハチを見たことがありませんか。それはきっと「マルハナバチ」の仲間です。この仲間、元々北海道には11種が生息していましたが、ここ数年「セイヨウオオマルハナバチ」という外来種が道東でも増えてきています。
この種自体に悪意はないのですが、在来植物の繁殖に悪影響をもたらし、在来マルハナバチを駆逐したり種間交雑によって在来種の繁殖が妨げられたり、さらに外来の寄生生物を蔓延させる恐れが高いことから、飼養、栽培、保管、運搬、譲渡、輸入が原則禁止である、外来生物法の特定外来生物に指定されています(町内ではアライグマ、オオハンゴンソウ、ウチダザリガニも該当)。
町内では、私が3年前の春に丸山公園で、また昨年秋には市街地でも目撃された情報があります。環境として中標津は申し分ありませんので、今後増えてくる可能性がとても高いと考えられます。
この仲間はよく似た種が多いので慣れないと見分けが難しいかもしれませんが、目印は「あざやかな黄色と黒のストライプ、真っ白なおしり」です。
見つけた方は役場の林務係か教育委員会学芸係までお知らせください。
セイヨウオオマルハナバチ
あざやかな黄色と黒のストライプ、真っ白なおしり(写真提供:東京大学・保全生態学研究室)
エゾオオマルハナバチ
似ているがおしりはクリーム色アカマルハナバチ
おしりは白いが体は赤い==============================================================
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